Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

真実告知だん。虐待告知よりもつらかった。子どもに現実を突き付けないといけないからだ。子どもが泣いている姿をみて、胸が締め付けられる思いだった。 でも子どもはそれをも飲み込んで、前へ進むことができるのだと信じたいし、サポートをしたいと思う。 …

自分の案件ではなくて、同僚の案件に心を痛めた一日だった。一つはとんでもなく拗れてしまってから、自分のところにやってくることが確定的だ。これは重症案件だと思われる。あまりの拗れ具合にクラクラしてしまった。 夜は同じ枠で採用された人たちの飲み会…

スクーリング三日目だん。ソーシャルワーカーの基本的な核を学ぶ。これまで自己流でやってきたので、自己点検になっている。官僚的な組織において、ソーシャルワークは危険な存在になるだろう。実務においては、そのバランスが生命線である。

スクーリング二日目。価値観は多様であるということを言葉で言うことは簡単である。でも、それを体感するのは難しい。それをしっかり体感しているかどうかがソーシャルワーカーとしての器量を決めるような気がする。どれだけ強くて濃い体験を出来るかどうか…

スクーリング一日目。自己覚知の感覚を研ぐ。そのあとに職場まで走って、溜まった記録を処理しました。夜は高校の後輩かつ連携先のパートナーだった友人と初めての飲み会でした。繋がりはやっぱり大事です。

終日出張だん。たくさん電車に乗って、たくさん歩いた。疲れた。 明日から三日間受験試験獲得のためのスクーリングがあります。休み返上で頑張ります。なので休むわけにはいかないのです。

頑張った案件の予後を確認した。比較的に順調なスタートを切っているようだ。子どもの安定して成長したいという気持ちに適した環境があれば、子どもはぐんぐん成長していく。当たり前だけど、その事実に出会って、少し感動した。 昼間の会議は無駄に長かった…

同僚をフォローすることが増えた。二年目だから仕方ないけど。自分のことだけではなくて、チーム全体のことを考えていくことが今年の隠れミッションだ。

激しい夕立があったみたいだけど、濡れずに済んだ。 今日は心理判定二件。心理職も個性が出るよね。一緒に組んで、こちらの気持ちが上がる人も入れば、下がる人もいる。相互作用だ。下がる人を責めて仕方ないから、それはそれで淡々と処理をするしかない。 …

相手のペースで仕事をするから辛くなる。主導権争いに負けた案件はやっぱり最後まで負けてしまう。これは仕方のないことだ。負け戦から学ぶ。本日も二時間の面接となってしまいました。

自民党圧勝。いいか悪いかは人によるんだろうけど、日本はこの構図で安定するんだ。今回は反動で、これまでの慣れた構図に収まっただけだ。 新しい息吹は点としては感じるけど、面にはならない。選挙結果を観ながら、日本という国のあり方を思った。好きとか…

いつもとは逆に自宅から大学まで30キロだん。久しぶりの30キロランだった。目標地点の前で心が折れてしまった。 今年の大学講義はこれで終了。それなりにインパクトを与えたかな。最後に先人としての激励の喝を入れました。自分で主体的に生きていく人に…

まずはじっくり共感的に話を聞く。そして、何が混乱していて、どこに問題点があるのかをしっかり考える。このことの繰り返しをいかにできるかだ。 夜は一週間お疲れさまの家族焼肉。なんこつ煮がうまい。

睡眠不足の一日だった。集中力も高まらず、ぼーっとしてしまった。パフォーマンスの質が下がっているのを実感した。今日は早く寝て、補うしかない。

サポートに入ったはずが、一気に当事者として巻き込まれた。 仕方ないけど、人のせいにしているうちは同じことが繰り返されるような気がする。 三時間を超える面接を終わった率直な感想です。

介入することが子どもを幸せにするかどうか分からない。 関係機関は安心するかもしれないけれど、その子どもの幸せが保障されるかどうかなんて分からないよ。 介入によって、母が命を絶つようなことがあったら、それでも幸せって言えるのだろうか。それでも…

人は加害者であったり、被害者であったりするけれども、それでも生きていくわけだし、時にその当事者が交わってしまうこともあるかもしれない。 この物語はそんな可能性をきっちりと映像として表象してみせる。 真木よう子は明らかにショートカットになって…

ドラゴンクエスト25周年記念 950ピースジグソーパズル出版社/メーカー: スクウェア・エニックス(SQUARE ENIX)発売日: 2012/03/23メディア: おもちゃ&ホビー購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見るトイザラスで衝動買い。ボーナスが出て…

大学の講義の仕上げて『レディバード・レディバード』を学生と一緒に観る。個人的には10年ぶりだったのですが、10年経って、自分の立場も変わって、複雑な文脈のなかで複雑な気持ちになりました。行政から子どもを奪われ続ける母親の話を母側視点で描い…

電話当番の一日。なぜか職場に数個だけある無線インカムを装着。これは楽だ。記録も同時に打ち込むことができるし、肩への負担が少ない。これはぜひデフォルトにしてほしい。電話対応が対応の質を決めるので。これは大事な環境である。

事例検討会だん。一番困っている事例を思い切って出してみた(特定されないように加工しましたよ、当然)。 やっぱり相当に難しいことをやろうとしているのだということを再認識したり、基本的な確認が抜けていたりして、勉強になりました。 強い介入をする…

前の担当がぐちゃぐちゃにした案件をようやくゼロ地点に戻すことができた。先方ともしっかり話ができるようになってきた。浮き沈みはあるかもしれないけど、ここから前向きに積み上げていきたいと思うのです。 それにしてもそれまでの6年間が本当にもったい…

真実告知のための打ち合わせ。毎日生活している関係のなかで真実を告知するということがいかに重いことであるのかを痛感する。 役所仕事では終わらせずに、新しい関係へと更新するための大事な儀式にしないといけない。

この先に地雷を踏むことになるかもしれないけれど、この道しかない。一つ一つ踏み固めていくしかない。そういうものだ。 午後もこれからの再統合に向けた準備の面接。どんなひどい虐待状況があったとしても家族というつながりはそう簡単には切れない。そこを…

義理の両親が心機一転転居をするということで、新居へ訪問。これはこれで清々しい感じもする。とりあえず次の10年はこんな距離感で繋がっていくだろうと思う。本当に弱くなったときには、きちんと見送りますので、いまは自分たちの思う通りに生活をしてほ…

20キロランだん。あまりの暑さに途中リタイア。水分補給は断続的にやっていたけれども、身体が重かった。暑さに慣れないと距離も稼げない。 夜は読書会。ウィニコットの本当の自己と偽りの自己を学ぶ。本当の自己がよくて、偽りの自己が悪いというのは浅は…

嘘を付いているのは悪意からではない。現実を否認するためだ。仕事はここからだ。 今日は比較的に落ち着いていた。落ち着いていると逆に不安になる。これは一つの病かもしれない。

妻の誕生日。ケーキでお祝い。息子は皿を落とし、娘は頭をぶつけて大泣き。現実はこんなものである。吉本隆明がぼくたちに遺したもの作者: 加藤典洋,高橋源一郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/05/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見…

保護案件が終わって、少しだけほっとした。保護案件は常に追われている感じがして、エネルギーの使い方が違う。あまり油断をしないようにしないといけない。 こういうときに案件の進行管理をしっかりやっていきたい。 今日も定時退勤。こんなときもないとや…

今日は久しぶりの定時退勤。悪い流れを断ち切ろう。 子どもの思いに応えるには余裕がいる。親側が追い込まれていたり、余裕がなかったりすると、子どもにも十分に対応することができない。親自身の力は親が持っている余裕というかタメをも含んで考えるべきだ…