Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ある研究者の研究発表会なるものに参加しました。研究の内容自体にはあまり興味を感じませんでした。こういうのが研究成果だとしたら、私はやっぱり研究者にはなれないと思いました。そして、この現実を語る言葉は研究の言葉ではないような気がします。 サッ…

雨のなかの外回りでした。寒かった。 午後からは仕事で裁判を傍聴しました。関係者の人間模様を観察することができる機会だと毎回思います。今回は弁護士のやっつけ仕事ぶりが目立ちました。弁護士もいろいろです。 個人的には、日常生活のなかでいろんな思…

最貧困シングルマザー (朝日文庫)作者: 鈴木大介出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2015/01/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る 第一線のルポルタージュだ。私は似たような人たちと仕事で出会うことが多いから、そういうことでのショッ…

#009

家族への介入は、つながりと援助の始まりである。そういう実践感覚が事件や事故を防ぐことに繋がる。そういう不可視の働きかけこそが、ソーシャルワークの基本だと思う。

10件眠らせて、5件が新規で湧いてくる。ゾンビを退治しているみたいです。終わるわけがない。 終わりのない戦いというのは本当に辛い。持久戦です。

デスクワークの一日でした。不機嫌な上司に対して懸案の協議を提案しなくてはならなかったのが辛かった。案件は担当の通りに通過して、一安心しました。 ここまでやれることは全部やりましたが、これで何か起こったら、それはそれで仕方ないことです。重大…

#008

本当は引用を適宜入れたいと考えているのですが、そこまでの余裕がありません。 私たちが、虐待的家族関係や機能不全家族と出会ったときには、〈人間苦〉的フレームワークをきちんと発動するべきなんだろうと思います。〈権利侵害〉的フレームワークでは援助…

#007

〈人間苦〉としての虐待現実というフレームワークを作動させることで、加害者となってしまった人物への見方が変化してくるはずです。加害者というラベルの奥に、人として孤立し、自分の人生を悲観し、不安や怒りを暴発させてしまう人がいる。 ソーシャルワー…

およそ三年の間、まとまらなかった案件がようやく軌道に乗りそうです。何かまだ判明していないことは残っているとは思うのですが、これがぎりぎりの交渉の結果だと思います。 こういう厳しいときにこそ、弱みではなく強みに着目する交渉をしたいと思います。…

アメリカ原住民と精神分析家のセッションを中心に展開されるドラマ。クライエントである原住民が過去を語りながら、ドラマが展開していきます。カタルシスを得られるようなドラマではないですが、良質のドラマになっていると思います。 でもたしかにクライエ…

午前中は家事をやって、午後からは10キロラン。血圧も落ち着いて、のんびり過ごしました。

午前中は仕事をして、午後からは両国国技館へ。大相撲初場所13日目観戦。旧友と枡席を楽しみました。おまけに横綱白鳳の最多優勝の瞬間にも立ち会うことができました。 帰りは美味しいおそばを食べて、旧交を暖めることができました。 昼の3時くらいから…

#006

実務で虐待という現実に向かうときに、援助者側がその現実をどのように認識するのかというのは決定的なことです。それにとって援助展開はまったく違ったものになるからです。 マスコミや司法という世界では、前者のフレームワークで、虐待現実を認識すること…

事務仕事の一日でした。新規案件もなく、ひたすら事務処理を頑張りました。これで来週一気に進むことができそうです。さらに定時退勤まで達成しました。今週は穏やかに推移しています。 明日は相撲を見にいきます。30年ぶりくらいかな。すごい久しぶり。…

#005

児童虐待をどのように認識するのか。私はここで〈権利侵害的〉アプローチと〈人間苦的〉アプローチに分けてみたいと思います。 権利侵害というのは、加害者が被害者の権利を侵害するというモデルです。加害者である大人が、被害者である子どもに暴力を振るい…

冷たい雨の降る中で出張3件。体力を奪われました。年度末の家庭復帰に向けて一気にいろんな調整が必要になります。再保護がないように未来を先取りして厳しいことも言わないといけないのが辛い所ですが、これも仕事なのできちんと対応したいと思います。

#005

児童虐待の事例を集めたテキストはたくさんあるのですが、児童虐待という現象がどのようものなのかという分析をしたものが少ないような気がします。そういう落ち着いた議論が不在だから、扇情的な内容が増えてしまうのではないかと思います。 児童虐待をどの…

年末から持ち越していた案件がようやく固まりました。 あとは事務処理をしっかりします。 今日も比較的早く帰宅することができました。晩御飯も連日作ることができました。 明日からは夜の対応がいくつか入っているので、こんなラッキーはここまでかもしれま…

#004

子どもの虐待死を防ぎたいという思いと、お金持ちになりたいという思いと似ている。両方ともそうなれば嬉しいに決まっているけれども、この二つのフレーズをいくら叫んでも実現することはない。お金持ちになりたいといくら叫んでもお金持ちになれないように…

今日は比較的に穏やかに終わりました。 晩御飯もしっかり作りました。 毎日がこういう感じだとそれはそれで飽きてしまうのかな。忙しい時と落ち着いている時がいいのかもしれません。

#003

私はとある自治体で児童虐待に対応する仕事をやっています。個人情報の塊に囲まれて仕事をしています。当然ですが、ここでは個人情報に関することが漏れることは一切ありません。そういうゴシップを流したいわけではありません。現場に立って感じたことを言…

#002

毎日更新は難しいと思います。ある程度まとまった量で書きますので、ご容赦ください。

#001

ブログを改めて立ち上げます。自分が感じていることや考えていることを発信していきたいという思いが強くなってきました。制約はいろいろありますが、少しずつ言語化していきたいと思います。

1964年のジャイアント馬場作者: 柳澤健出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2014/11/19メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (21件) を見る 素晴らしい本である。『1976年のアントニオ猪木』とセットで読むことで、昭和の戦後史を味わうこ…

午前中は家事をやって、午後からは娘のスイミングに付き添いをしました。そのあとはドラクエをやって、あっという間に夜になってしまいました。なんとか6キロは走りました。休みの日は時間が過ぎるのがなんて速いのだろう。 ドラクエ?の3番目が出るようだ…

Podcastプロジェクトはプロトタイプは失敗だ。一つのプロジェクトにはいろんな人の思いが込められている。それが有機的に絡み合った時に傑作と呼ばれる作品が出来上がるに違いない。今回のプロジェクトを支えていきたいというこの思いをどうやって具体化で…

終日出張。極めてレアな案件への対応。すべてがレアとも言えるけれども、社会的にはやっぱりレアだから仕方ない。事務も含めていろいろ配慮が必要だ。 昼からは埼玉まで出張。意見だけではなくて、未来のあり方を繰り込んで、援助を展開しなくてはいけないと…

午前中は会議。午後からは事務仕事をしてから、時間休暇を取得して、娘の保育園の保護者会へ参加。保育士たちは本当にしゃべりが下手だと思うけれども、それが本業ではないから、仕方ないのかなと思う。兄と妹で足掛け10年間、大変お世話になりました。保…

連休明けの職場は爆撃が起こったようだった。私も緊急対応に追われて、夜まで面接をすることになってしまった。仕方ないけれど、これがこの職場の現実だ。 ひとつ案件が落ち着けば、別の案件が火を吹く。こういうことの繰り返しでしかない。

三連休最終日。妻が仕事だったので、父子で実家に行きました。 今日は休足日にしました。のんびり過ごしました。 明日から仕事だ。頑張ろう。