Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

自分の言葉で話すという孤独

暇なはずがバタバタと地域めぐり。とある機関へ自分の言葉で思いを語ってしまう。先方と波長が一致。新しい職場になってからはじめてだったかもしれないです。自分の言葉で話すということは組織から逸脱してしまうことであり、とても孤独であるんだなと思い…

だから私が生きる余地がある。

川崎二三彦『児童虐待』(岩波新書)を一気に読了。岩波新書に登場したインパクトは大きいですね。内容については日常業務を一般の方に紹介するという内容でした。締めは「社会的コスト」を投入せよ!という政治的なメッセージになっています。実践家は政治…

核心に届かないケア

施設実習第2回。あらゆる場面が「指導」のまなざしで張り巡らされている。「生活」という雰囲気がほとんどない。これでは何も創造することはないだろうと思う。作られるのは筋肉だけだ。これが最前線の実力だろうと思う。ケアワークってなんだということを…

組織的対応という思考停止

上司級の集まりに出席。それぞれの自己防衛が目立つ。みんな分析だけしてあとは誰かが動くのを待っている。分析なら誰でもできる。要するに胸を突き出せるのかだと思う。みんな「専門」家になると分析ばかりして胸を出そうとしない。ほんとうにくだらないと…

早朝出勤

朝の7:30より面接実施。緊急性のある内容だっただけに朝からエンジン全開という感じ。その後は横浜市まで出張。どれも対立スレスレの内容だけに神経を使う。必要なことを聞き取り、引きすぎないということを心がける。 本日夜勉強会出席の予定だったが、…

天然の冷房

気温はそんなに変わらないはずなのに八ヶ岳は本当に涼しい。体内の毒素が尿となって外で出ている感じがする。 天気にも恵まれて、そばばっかり食べていました。今回は電車での移動だったので疲れも少なくて済みました。 青山真治『サッドヴァイケション』単…

八ヶ岳へ

本日1日夏休みです。八ヶ岳に行ってきます。ちょっとだけ小休止。涼を感じてきます。

かなしいな・・・

介入的面接に同席。同僚の面接力があまりにも拙いためにひどい状況になる。これは本当にひどい。立場上相手に同情するわけにいかないけれども、相手のことを思うと悲しい気分になった。相手の怒りは当然だ。相手がとても悲しそうな瞳をしていた。その瞳を忘…

焦りは禁物。

職場の打ち合わせでやや興奮してしまう。ちょっとだけ反省。でもあまりにもコミュニケーションが欠如しているので苛立ってしまいました。その後は出張で他の同じ機能を持っている職場へ訪問調査。同じ機能をもっている職場でもそこで働く人によって雰囲気に…

コミュニケーション

いまの仕事の中核はコミュニケーションにあると思います。専門機関とか言われてますけどね。コミュニケーションが豊かであればあるほど仕事は充実していくはずです。それに気づいていない人が多すぎる。だから権力を振りかざしているようにしか見えないのだ…

実践において書くということ

いつかちゃんとしたものにしたいと思いつつ、思いつくまま以下に書きなぐる。 臨床という現場において「書く」ということはどんなことを意味するか。「書く」という行為は「見せる」という行為と不可分である。その二つの行為が結びつける接着剤みたいなもの…

塩素反応

木曜日施設実習。プール指導あり。2時間漬かりっ放し。その日の夜から胸からへそにかけて赤く爛れる。プールを消毒する塩素への反応だと思われます。公務災害なり。施設で仕事をするのもいいなあと思う。ケアワークについてもちゃんと考えないといけないと…

ある一面

NHKのドキュメンタリーを観る。丁寧な取材が感じられる。対象から自然な反応を引き出すことには成功しているように思う。しかし、この仕事がもっているダイナミズムをもっと繰り込んでほしかったです。もっともっと違った面を見せてほしかった。ここで見…

腹痛

日曜日から腹痛に襲われて精神的にダウンしていました。それ以外はとりあえず元気だったので出勤したのですが、イマイチの気分での仕事でした。何とか戻ったみたいなのでよかったです。風邪の菌が胃腸を襲ったようです。 面接や家庭訪問を4件こなしました。…

プロレスみたいだな。

19歳のボクシング世界王者について。バッシングがすごいですけど、これで年度末への筋書きがきっちり見えてきたというのが私の感想です。日本国中が彼を中心した虚構に感情移入をしていくというこの構図自体がとてもプロレス的ではないでしょうか。一つの…

対立を恐れずに

昨日最も厳しい対応を実施。当然激しい反応を浴びる。それでもひるまずに必要なことを行なっていく。毅然とあるべし。こういうときにこそ冷静さが必要ではないかと思う。胃がキリキリするような対応が日々続いていく。