Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

 特定秘密法案を通そうとしている自民党のベクトルは「閉じる」ベクトルで、民主党は「開く」ベクトルだったように思う。


 「閉じる」と「開く」というベクトルで、政治の動きを眺めてみると、大きな流れが把握できるんじゃないかと思う。


 自民党は「閉じる」ことによって求心力を高めようとしているし、民主党は「開く」ことによって失敗をした。この二つの力が拮抗するところが日本の現在ということなんじゃないかと思う。


 いま現在は明らかに「閉じる」力が強まっていて、「開く」ことの不利益が強調されています。


 人間は閉じたり開いたりしながら、動的にバランスを取っていく訳で、どちらかが正しいなんてことはないわけです。


 人は「閉じて」いくと暴力的になっていくことは明白なわけですから、当面日本という国は非常に暴力的な振る舞いをすることになると思います。