駆け巡る
映画3本を計画したが頓挫。最後の1本が昨日で終了していることが劇場について判明。確認不足。
児童会館そばから宮益坂を駆け上り、そして道玄坂へ向かってダッシュ。渋谷の端から端までを駆け巡る。そして最後にやっていないというオチがついた。疲労感が残る。
『奈緒子』『いのちの食べ方』のはしご。前者はお約束の青春映画だが良質。ふたりの主人公が恋に落ちないところがとてもいい。走ることがいかに美しいのかということをきっちりと映している。上野樹里はとにかくデカイ。テレビよりもスクリーン映えする身体なのではないかと思う。好きな顔ではないけれども、存在感は認めるべき。
この監督の作品はどんな形態の作品であってもこれからも追いかけていくことになるだろう。落語家に助演男優賞をあげてもいいと思う。
後者は大量消費社会の裏舞台。ワイズマンを観ている者としては新鮮さに欠ける。構成や編集でもっと工夫すべき点があったように思う。