人生の渦中
前の職場からキャリア採用のお知らせが届く。ありがたいお話である。すぐに飛びつく訳にはいかないけれども、これからの一つ道なのかもしれない。いま置かれている状況こそが生きているということなのかもしれない。逃げずに歩みを進めていこう。
久しぶりの映画。三軒茶屋にて『おくりびと』と『誰も守ってくれない』。前者の回はかなり混んでいる。どちらも傑作とは言えないけれども良質の日本映画。ともに国際的な評価を得ているわけだし、現在の日本映画の力が遺憾なく発揮されている。
細かく言えば、前者の妻役の演出は失敗していると思う。特に声がひどい。それに音楽の過剰である。後者では松田龍平が助演男優賞は確実だけれども、主人公の少女の恋人の声があまりにもひどかった。狙いかもしれないけれども、少女と恋人という設定にハマらない。そもそも長過ぎる。100分前後でいいのではないかと思ってしまう。
ともかく不安が全身に纏わり付いていてどうにも苦しい。プライベートを含めて自分がベストを出せる環境になるまでは戦うしかないのかもしれない。