Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

身も心も、

eureka742007-05-22

 硬くなっているみたいなので有給休暇。久しぶりの整体へ。渋谷駅周辺のビルの一室にある。1回5250円という高額だが身体が楽になり、呼吸が深くなる感じがする。1年半ぶりぐらいだったですが、3ヶ月に1度ぐらいは行かないとダメかもしれないと思いました。

 その後は心を柔らかくするために映画館のはしご。『フランドル』@ユーロスペースと『バベル』@渋東シネタワー。ともにカンヌの受賞作だった。ともに良質の映画。前者は視線の強さと次に何が起こるか分からない不安が画面に漲っている。この監督の作品は決して楽しいとか面白かったという類のものではないけれども、劇場にかかると必ず観たくなる。

 『バベル』を評価をしたいと思います。個人的にはこういう大きな作品は大好きです。だれも悪くはないのにコミュニケーションがひとつずつずれていくことによって、とんでも現実が目の前に現れて、そしてそれに飲み込まれていく人びと。これは人が生きているのは誤解だらけだから、こんなことは毎日いろんなところで起こっているわけです。リンコキクチが演じた女子高生の存在証明を悲しさにはかなり痺れましたね。掻き鳴らされたギターが心に残ります。