内職
本日もほとんど座勤。研究会の内職を粛々と。具体的な場面を思い描きながら打ちまくる。思いをこめてね。
面接に一つ同席するが、担当の応答力の酷さに愕然とする。相手の話を共感的に聞くという初歩が出来ていない。相談援助者としてどうかと思う。解決策が出なくても、前向きに話ぐらい聞いてあげてもいいんじゃないのかなあ。本人は余計なことを言わないつもりで黙っているのだろうけれども、相手がどう思っているのかは別問題。利用者が不幸だと思う。
『新版 行政ってなんだろう』(岩波ジュニア新書)。ジュニア新書とは思えない高度な行政論。頭のいい中学生ぐらいなら読んでしまうかな。敵を理解しないと適切な反抗もできないので勉強する。それにしても官僚組織というのは継続性を信条としているので一度構築されるとなかなか崩れない。何のためにやっているのかなんて理由は要らない。継続することそれ自体が目的となって自動的に継続しているのだ。
行政の特性をしっかり理解したうえで、民間に行くべきだと反省する。公と民を行ったり来たり、そういう動きが一番必要なんだろうと思う。
- 作者: 新藤宗幸
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/02/20
- メディア: 新書
- 購入: 7人 クリック: 113回
- この商品を含むブログ (5件) を見る