Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

9月11日!

eureka742005-09-11

 胸糞の悪さは続いています。あの顔を思い出すだけで吐き気を催します。こんなときこそじっくり休むしかないんだろうと思います。

 朝一番で選挙へ。まあまあの出足。私と同じような子育て中の若い夫婦が目立つ。おそらく自民党の圧勝だろうけれども、これで何かが動いていくのだろうと思う。今回は政策が前面に出たということを評価したほうがいい。
 どうして選挙は、投票当日が一番静かななのかが疑問だ。応援は無理にしても投票に行くように自治体が働きかけてもいいのではないか。公示前が一番すごくて、期間中は中途半端で、当日が静かというのが本当に不思議だ。自治体に投票率を競わせて、インセンティヴをつけるとかやればいいのに。70%はいかないんだろうし。

 私が死ぬ気でやれる政策はなんだろうと考える。義務教育の終了を、単位制にするというのがいいと思う。義務教育はいいけれども、毎日同じ学校・教室に行くというのが不健康だと思う。それぞれ個性的な授業をやる地域の学校に日替わりに受けに行ってもいいというふうにしたらどうだろう。これでいじめも不登校もなくなるはず。地域で子どもたちの姿を日常的に見かけるようになる。地域でいろんな問題が出てくるようになるけれども、そこは児童福祉の領域を拡大して、地域で子どもたちを見守っていく体制を作る。学校に閉じ込めるのではなくて、地域に開くというのであれば、そこまでやらないと意味がない。こういうことも政策として論じてくれるような政党がはやく出てきてほしい。子ども手当てなんかもらってもあまりうれしくない。

 『阿部和重対談集』ようやく読み終える。対談集だから読みやすいと思ったら大間違いで読み応えのある内容。7年前の対談も収められているが、昔話ではなく、この作家がいかに時代を貫くために考え、書いているのがよく分かる。ちゃんと考えていなければ、人を揺り動かすことはないんだろうと思う。シンセミアをもう一度読み直してみようかと思った。