Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

おいしい沖縄料理店発見

eureka742005-09-03

 このあたりでは一番品揃えが充実しているユニクロ五反田店へ。いろいろ買おうかと意気込んでいったのですが、いまいち触手は動かず。下着類だけを購入。シンプルなのはいいけれども、それをいかにフレッシュに訴えていくのがやっぱり難しいですよね。飽きさせてないスタンダードをどう生み出すことができるのかが課題なんでしょうね。地下の99円ショップで駄菓子を買うのがいつものコースになっています。

 電車好きの息子の要望に応えて「五反田→恵比寿→中目黒」と細かく乗り継ぎ。山手通りにある沖縄料理店でランチ。あまりの居心地のよさに懲りずにオリオンビールの生を飲んでしまいました。ラフティーにしてもソーキそばにしてもやさしい味付けがさらによい。夜に行ってみたいと思わせるお店でした。写真は外観です。

 村井淳志『脚本家・橋本忍の世界』(集英社新書)を読了。教育学者として知っていた人がどうして映画関係の本を書いているのだと驚いて買ってしまった。感銘を受けた映画の感動を少しでも「科学」的に研究しようとしているのが分かる。その実証部分の詳細さは事実を重んじる社会科教育研究者を印象付けられるが、その実証作業の積み重ねが、映画になぜ惹かれていたのかとリンクしていかないことに不満を感じます。
 偉大な脚本家のいきざまが追求されるわけでもなく、作品がおかれた歴史的社会的文脈がその横に置かれているように思えてしまう。読んでいてきわめて学問的で、映画が好きだというきわめて個人的な思いはどこに行ってしまったのだろうと思う。もっと大胆な展開を期待していたのだけにちょっとだけがっかりしました。ただ映画を教材のひとつとしてみなすというのはまったく正当だと思いますし、これからもどんどん発展していくだろうと思います。教育学修士の端くれとしては黙ってはおられなかったです。