2012-06-01 ■ 初めての有給休暇取得で三連休。計画的に休むのも仕事のうちだ。 と思ったら、息子が風邪でダウンした。結局看病になってしまった。自宅でやれる作業をやってしまおう。家族という意志――よるべなき時代を生きる (岩波新書)作者: 芹沢俊介出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/04/21メディア: 新書購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (4件) を見る自分自身を手放した思想はいつか暴力となる。芹沢の良さは自分自身の場を手放さず生きる場所から思想を紡ぎ出すことである。自分自身の場から離れた場所からの発言は概ね暴力となる。その暴力の被害者となった私は、その思想の可能性も暴力性も体感した。自分自身の場からの思想を紡ぐというのは、芹沢の師匠である吉本隆明自身の教えでもある。