区民税、高過ぎ!
マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムと資本主義の精神』を読む。禁欲という倫理が資本主義という社会システムを生み出していく運動を分析している。禁欲という倫理とそれとは正反対にみえる資本主義の精神が実は同根であるという逆説的真実。そして個々人の実践が社会の大きな力動へ連なっていくという点がポイントだと思う。古典回帰中なので、しばらくは続きそうだ。あまり興味関心を広げないように気をつけたいとも思う。
息子の全国学力テストの結果が返ってくる。民間の塾がやっているノウハウなんだろうとも思う。これに莫大な税金が注ぎ込まれている。子ども施策の充実につながることを祈るばかりだ。こんな一回のテストだけで、子どもの学力とか現実とかいう気にはなれないけれど。
鶴見俊輔『教育再定義の試み』古本。アイデアの宝庫。魅力的な概念がちりばめられている。この概念を磨くことができると思う。いくつか気になる記述があった。
- 作者: 鶴見俊輔
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1999/10/25
- メディア: 単行本
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