一本勝ち

　祝日ということで息子と映画。クレヨンしんちゃん。半分くらいは寝てしまったけれども、息子は楽しんでいる。マトリックスの世界観を持ち込んでいる。やろうとしていることはかなり難解なことだろうと思う。日常生活の時空がすべてジグソーパズルで出来ていて、ワンピースだけが欠けている。その向こう側に人間の躍動感を奪う闇の世界があるという設定であった。こういうのにシビれる子どもは日本にどれくらいいるのだろうか。何人かは確実にいると思うけれども。とてもマニアックな世界観だと思う。

　息子を一人バスに乗せて帰宅させ単身で鶯谷へ。コーヒー豆購入。穏やかでない雰囲気に臨場してしまい。かるく説教を受ける。コーヒーに罪はないわけで、そそくさと退散する。

　夕方はもう一度父子で中目黒。入学祝いのお返しの日本茶を購入。

　柔道の全日本選手権。傷だらけのエースは敗北。素人がみても完敗だった。人間は力を出し切ったときには笑ってしまうのだということを知る。他方で棟田選手の準々決勝の一本勝ち（小袖払い？）に感動。代表は第三の選手だった。柔道の世界は深い。