Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

教育という病

 午前中は面接を中心に。相手が発言するその内容に囚われてはいけない。何がその人にそう言わせているのかをきちんと理解するから面接なんだと思う。そうじゃなければただのおしゃべりだ。そういう違いを明確にしていない人があまりにも多い。相談という行為は誰にでも出来ることではないのだ。

 午後はデスクワーク。とある調査に力を入れる。母数が増えてきてちょっと楽しくなってきた。こういう地味な作業はいい気分である。まわりを説き伏せる内容にしてやろうと思う。

 夕方は実習生対応。以前にも書いたような気がするが、私は後輩にやたら厳しい。自分でもかなり自覚しているが、どうしても厳しくなってしまう。どのへんまで「降りて」いけばいいのかが分からないからだ。しゃべっているうちにその距離感を喪失してしまうことが多い。同僚にも聞いてもらっていたが、自己評価と他者評価が一致せず。これはある種の病気だと思う。