Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

リスタート

 ほぼ3日ぶりの外出。コーヒー豆が切れていたので車で入谷へ。いつもの豆と何故か梅干をお土産に持たされる。かなりいい品物だと思うけれども、「高齢者に塩分は禁物」ということで封を切ってしないものをどーんを頂戴する。

 外の風にあたり急激に疲労感。親子三人で同じ病院へ。息子は風邪。妻は花粉症と風邪気味。私は手の荒れをそれぞれ治療。病児保育もやっている美人小児科医。このへんではかなりの人気だが、土曜日の15時前ということもあって空いている。親子三人で治療室に入る姿はかなり異様だった。それぞれ薬を処方してもらい帰宅。リハビリ状態なのでゆっくり過ごす。

 『構築主義を再構築する』を読了。言説分析について改めて勉強する。もし大学の世界にこだわっていたとすれば、似たようなことをしたはずなので、複雑な思いになり、重い気分になる。やっぱり自分は研究者になりたいわけではないことを再認識して終わる。この書き手の魅力は、過去の分析と現在の分析を同時に提示していきながら、現在の我々の認識を対象化させることにあるように思う。一番面白かった分析は、「戦時中のうめや、ふやせや!」と「現在の少子化対策」はほとんど質に変化がないと指摘している論文。認識が対象化される気持ちよさを得ることができます。

 夜はNHKの新しい土曜ドラマ『ハゲタカ』。バブル以後の外資による買収(M&A)劇が社会的前提。そこで展開される人間ドラマという感じですね。大森南朋が主役をやるということで観ないわけにはいかない。自分はまったく関係のない経済のお話ではあるが、見ごたえ十分。次回も見たくなるできばえ。彼を主役に持ってきた製作者を信じて最後までみようと思いました。連続ドラマをみようと思ったのはいつぶりでしょうか。世の中的にはやることはないと思いますけどね。

 東京マラソンは知事がやった施策のなかでもっともいいものなのではないかと思いますね。オリンピックとかでかいことを言わないでこういう路線でいけばいいのにと思います。おそらく知事はこれを踏み台にしてオリンピックってなってしまうんだろうと思いますけど。選挙前にこういう暖かいイベントをやるというのは思惑通りなんだろうね。個人的に3選はしないほうがいいと思っています。