Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

世界

eureka742005-11-16

 妻は溶連菌という菌にやられてダウンしました。父子にうつらないかちょっと心配。

 そんな妻を家に置き、息子を保育園に行かせて、銀座へ。ジャジャンクー『世界』へ。

 本当に素晴らしい作品。なんでこんなにせつないんでしょうか。世界はこうやって時間を重ねていくんだということがはっきり分かります。人が生きているということを映像でみたいなら絶対にこの作品です。これから近代化されていくであろう北京に生きる人々の閉塞感は世界に生きている人なら普遍的なものなんだろうと思います。そんな閉塞感を抱えながらも人は明日を生きていくのです。それが世界で生きるということなんですね、きっと。

 公園内と公園外の映像の抽象性となまなましさのコントラストもすごいです。日本が通りすぎてしまった世界へひきづり戻されたような衝撃でした。

 余韻に浸りながら銀ブラ。マックのビルへ。ipodのアクセサリーを購入。トータルにコーディネートされている空間にしばし感動。このこだわりはちょっと誘われますね。ちゃんと気配りされていて心地よし。店員さん対応も自然な印象を受けます。まずさっとそばによってきて、必要でないと分かるとさっと距離を置いて去っていきます。そして呼ばれるとすぐに参上するという感じでした。

 ipodの使い心地はとってもいいです。