Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

 9月最後の日は緊迫の介入でした。何回やってもこれは慣れないです。今回は特にハードな介入だったので、かかわるすべての人が少なからず傷つく介入になってしまいました。ひとまず初日は無事に終わりましたが、しばらくは緊張を強いられるので、油断をすることはできません。


 私は基本的には家族の可能性を信じているソーシャルワーカーなので、楽観的に考えています。そして、それはそんなに間違っていないとは思いますが、行政組織では組織防衛という力がどうしても働いてしまうので、防衛するために強気の行動を取りたがります。自衛のために戦争は起こるというのは、まさに自分の足下でも起こっているんだとということを痛感させられました。


 こういう暴力的な介入をしなくても、子どもの安全はきっと守ることができると思います。