Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

 本日は出張の一日でした。まずは子どもたちに安心とか安全な気持ちを持ってもらわないと何も動きません。強制的に保護をするというのは、本当にやばいときだけです。それまではじっくり関係を作って、最後に判断をする。それが援助の基本だと思います。


 外国籍の方と子どものことについて話をすることが多いのですが、保護者の背景とか文化をしないと本当に理解したことにはならないのではないかと思います。


 子どもが育っていく過程で苦悩があるのは当然だとしても、そこには文化的な背景は必ずあるんだろうと思います。


 異国の地で、親自身が日本社会でサバイバルしながら、子どもを育てていくというのは、本当に大変なことなんだろうと思いました。それを断罪することは簡単にはできません。