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これは好きとか嫌いとかは関係なく、現代のドキュメンタリーとしてチェックしなくてはいけないのだろうと思います。
今回は大島優子卒業スペシャルであり、そこに向けての直線的な編集に物足りなさを感じました。AKB48は、大島優子独りに代表されることのない、一つの怪物というか運動体に増殖してしまいました。その怪物ぶりをしっかり映像として残してほしいと思いました。
今回は怪物の成長のスピードにカメラというか編集が追いついていないのではないか思いました。
大島優子だけの時間軸を導入することによって、それ以外のAKB48という運動体のダイナミズムが失われているのではないかと思うのです。
カメラはその怪物ぶつを表象すべきだと思いました。
次回作も劇場で観るとは思いますが、カメラ側の意識が問われる局面に来ているのではないかと思います。
夜は多職種勉強会(56)だん。障害と人生の生き難さを抱えた人への援助の実践の話でした。領域は違っていても、問題意識は同じなんだということを感じることができて、刺激を受けました。
こういう尖った実践をしている人は、その話自体に魅力があります。私もそういう語りができる人でありたいと思います。