Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

関係機関の運動会だん。子どもたちが一生懸命踊ったり、走ったりしている姿はそれだけで感動するものです。そういう感性をずっと持っていたいと思う。

小説を予習していたにもかかわらず、決定的な場面を読み落としていたことが判明。そこを読み落としていたら、小説を読んでいないのと同じくらい決定的な場面だった。


映画の方は、『サッドヴァケイション』のロマンポルノバージョンと位置づけてみたい。北九州サーガのスピンオフとして位置付けられるべきだと思う。『サッドヴァケイション』の続編ではない。


昭和天皇の終わりを挟み込むのも『Helpless』のスピンオフである。


性描写は日活ロマンポルノへのオマージュであるけれども、性の欲望の強さという表現ではちょっと物足りなかった。


この物語に流れる性の暴力性という点では物足りないと思った。


おそらく瀬々敬久だったら、違う描写になっていたと思う。


青山監督はきわめて知的な監督だから、ぐちゃぐちゃな性描写はこれまで避けてきたであろうし、少し苦手なのではないかと思う。


光石研が亡くなるシーンもどこかゾンビのような雰囲気があって、人間の業の果てという感じがなかった。


小説の映画化が続いているけれども、ここらで一発オリジナル作品を期待したい。