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- 作者: 宮本節子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/02/01
- メディア: 新書
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事例とか実際の援助展開は昔のもので、いまこのままの援助が展開できるかどうかは分かりませんし、実際にはできないとは思いますけど、そこから抽出されるソーシャルワークのポイントは色褪せないわけで、そこをしっかり受け取ればいいのだと思います。
特に児童虐待に関する事例は、いまの介入/援助展開とは隔世の感がありますね。その時の最良の援助だったとは思います。
ソーシャルワーカーの社会的認知が高まれば高まるほど、組織的に位置づけられて、型に嵌められてしまうのも宿命だと思う。そういう窮屈さのなかでもソーシャルワーカーとしてのパフォーマンスを発揮できるかがどうかが、後ろから続いていく者の課題だろうと思います。