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職場の膿が見えたシフトだった。手当てしないだろうから、ドンドン腐っていくのだろう。付き合っていられない。自分の身は自分で守ろう。
福祉の仕事は人間性が強調されがちだけど、それぞれの仕事に必ずやらねばならない核がある。そこを理解し、実践すれば、仕事としての最低限は維持されるはず。人間性はその核をコーティングする糖衣みたいなものだと思う。その核を掴めない人は、ずっと人間性だけで勝負しようとするから疲弊するし、同僚の人間性も気になるし、否定したくなる。仕事の核が明確に体感できたことが、この三年間の一番の収穫かも。
- 作者: 柳澤健
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/03/10
- メディア: 文庫
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