clean
休日。久しぶりに単独映画館。オリヴィエ・アサイアス『clean』。ずっと観たかった作品。マギーチャンの迫真の演技である。薬物依存症にしては品が良すぎるという感じもしないではないけれども、人生の苦境にぶちあたって、それが解決しないままに次の困難が立ち現れていく様は、私たちの人生とあまりにも似ている。ニックノルティーもいい。『夏時間の庭』が未見であることが悔やまれる。見応えあり。
職場では重要なインフォーマルミーティングが実施されている。同志だけが現実を進めていくのだと思う。何かが集うときには何かが捨てられてしまうのは仕方のないことだと思う。そういう残酷さや判断が必要な段階にある。
夕食はあら煮。おいしくできた。息子が父親の影響で納豆嫌いになっていたことが判明。父親の威厳を示すべく納豆に挑戦。臭いを嗅ぐのではなく、味合うことが大切であるとの妻からの助言を受けて10粒ほど食べる。確かに大豆の香ばしさを舌で感じる。子ども時代からの強敵であった納豆と和解する日が来るかもしれない。人は変われるのでしょうか。