Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

立ち上げという混沌

あらゆることが錯綜として収拾される見込みもない。当事者たちが傷だらけになるまでもがき続けるしかないのかもしれない。人はそれを実践と呼ぶのだろう。今夜もまた泊まりである。

予想通り職場に到着すると早くも大混乱状態に陥っている。トップの暴走ともいえる事態である。刻一刻と状況が変化していて、打つ手が見いだせない状況である。時間が経つにつれて、感情の負傷者は増え続けている。どう振る舞うことが最も組織にとって有益なのか。すぐにいいアイデアが浮かばない。

さらに身近に新型インフルエンザの脅威があったことを知る。いまのところ元気だけど、このあとはどうなるかは不明。職場が本当にカオスになってきた。当然そんな雰囲気を察知して、利用者の皆さんも落ち着かない様子だった。