Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

人生はあまりにも短い

eureka742009-07-05

 親戚が来ていたので、その隙をもらって、映画館へ。『レスラー』と『赤線玉の井ぬけられます』。

 前者は三沢光晴追悼の意味を込めて。プロレスは人生そのものであると確信する。人生はいつも真剣勝負ばかりではない。ときには毎日同じようなことを積み重ねていくことでもある。人生は勝ち負けではその豊かさが決まらないのと同じように、プロレスに勝ち負けだけを求めても仕方ないのだ。プロレスを見続けてきたことがとても貴重な経験のように思えてきた。もっと切なさを込めてもよかったように思うけれども。人生はプロレスのようであり、プロレスは人生である。

 シネマヴェーラに移動して神代辰巳レトロ。ずっと気になっていた作品。赤線地帯の女性たちの群像劇。火鉢に乗っかっているシーンで場内が笑いに包まれる。ほぼ満員の劇場。こうやって映画は何度も観られるべきなのだと思う。

 久しぶりに一日2本で疲れた。絶対に観なくてはならない作品だけを厳選しないといけない時期である。人生はあまりにも短い。