夏の疲れ
夏の疲れが出ている。涼しさに身体が対応していないことがよく分かる。
金曜日。午前中は職場でぼんやり過ごす。特段忙しくもなく。午後は休暇日比谷へ。『長江哀歌』シャンテシネ。昼間の回がほぼ満員。年齢層はかなり高いけれども、ジャジャンクーが巨匠になったのだと思う。物語はある意味でとても地味。「探すために歩きまわること」。そこに映っているものすべてに反応しないと「つまらない」ということになってしまうかもしれない。女性主人公がペットボトルをやたら飲むシーンがとてもいい。とくに感情的になるわけではないけれども、座っていることや歩いていることそれだけでせつなさが響きわたる。これからは近代史3部作が作られるとのこと。
夜は読書会。ウィニコット『抱えることと解釈』。音読の心地よさに浸る。いかにウィニコットと遊べるか。新しい知的な楽しみがはじまった。加えてまたしても仕事のお話。今度の話はかなりいいのではないかと期待。いいご縁に発展していくことを勝手に願う。
土曜日。起床ができずにぐずぐず。息子とドラクエバトルのために渋谷へ。息子が喜楽を気に入って再度挑戦するが、20人以上の行列のために断念。息子もすんなり納得。道玄坂のラブホ街を息子と歩き回る。なんか不思議な気分である。こういうことは避けるのではなく、はやめに脱錯覚させることが大事だと思っている。
迷いに迷って来週の北九州3部作のオールナイトの切符を買ってしまう。いけるかどうかは分からない。とにかく行こうとする気持ちを具体化させたかった。
スイミング。先週のバッチテストの結果のことは忘れて楽しんでいる。周囲ではなく自分のペースで進むのだ。
母より私の出身塾経営者の記事を教えてもらう。学校の教員とは別に私の人格形成に大きな影響をもたらした人。たくさん怒鳴られたけれども、悪い印象はない。知らなかった過去を知り、自分の過去への振り返りが進む。