Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

予想的中!

 カンヌの予想が当たりました。10年前から追っかけていますが、集大成の作品になっているはずです。公開が待ち遠しい。この監督がやっていることは誰にでもできそうで、真似をしても絶対に同じものにはならないというような作品です。セルフドキュメンタリーの限界点と言ってもいいかもしれません。とにかく劇場でみるべきではないでしょうか。

 不吉なニュースが駆け巡る中、職場でも不穏な空気が流れている。不吉な情報がいくつも入っている。悪いニュースが重なるときは重なるものです。あまりにいくつものことが同時に起こっているので、冷静さを欠いていました。

 そんななかで待っていた吉報が届く。半年かかってようやく手に入れた勝利。本日の忙しさのなかで忘れてしまいそうですが、これで1つの仕事が終わりました。

 組織を守るためには自らの命も投げ打つ。そうやって組織は延命していく。人が生きていくための組織ではなく、組織のために人が生きていく。この転倒した考え方こそが本当に恐ろしい。組織のために命をかける人が本当に怖い。今回もそんなことを思う。人は命よりも組織を選んでしまうだという事実に慄くしかない。