Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

八日目の蝉

 終日調査。それぞれが限られた条件の中で最善を尽くす。こちらも負けないように前へ前へ。

 夕方気の重い訪問。先方の都合によりキャンセルとなる。

 担当だけでなく上司までおかしなことを言っている。関係機関からは私を支持する声が聞こえてくる。

 どうなろうととも私は知らない。

 角田光代『八日目の蝉』。母であることの困難を生きる女性たちの物語。主人公である女性にとって母とは誰なのだろうか。そんな女性がまた母になる。そして、母であることの困難は繰り返されるのだ。充実の読書。女性の強さと醜さは女性でないとかけない世界だと思う。

八日目の蝉

八日目の蝉