Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

映画の王道

 姪っ子、甥っ子が来ていたために自由時間ができる。

 シネアミューズにて『フラガール』の凱旋上映。1000円という価格が嬉しい。半分くらいは埋まっていたから2006年の一番の映画のすごさを感じる。
 要するに総合点が高いということだと思う。笑いの要素は少ないけれども、時代設定とか女優のきらめきとか、音楽と踊りとかとにかくすべてがもれなく折り込まれている。これを在日韓国のプロデューサーと監督が製作しているという点をもっと取り上げるべきではないか。文化が違っているからこそ、戦後日本再生の物語をきっちり描けたのかもしれない。そういえば2005年は『パッチギ!』が賞を総ナメ状態であったことを思い出す。恐るべしシネカノン
 きっちり泣かせてくれました。最後のダンスシーンは踊っている人も確実に演技を超えて泣いていることが分かります。こういう瞬間を劇場で見るというのは幸せな瞬間だと思います。個人的には、松雪泰子が銭湯に殴りこむシーンがよかったです。もっと長い展開をみたかったです。
 蒼井優もいままでは美少女路線がいやだったのですが、今回はきっちりブスな顔をフィルムに焼付けさせたことが凄いと思いました。テレビではありえない顔でした。

 麺屋武蔵系武骨外伝を渋谷で発見。一度食べてみたかった武蔵系ラーメン。つけ麺に挑戦。濃厚なスープのわりには後味はさっぱりしている。辛さが強すぎたために味の深みを確認できず。よく通る道沿いにあるのでもう一度行こうと思います。