援助というアポリア
ずっとかかわってきた仕事の締めくくりの会議を終日行うことになる。自分のやってきたことやかかわってきたことを反芻するように報告をする。いまの仕事は、自分の行ってきたことが正しかったかどうかがすぐに判断できないという難点をもっている。
いろいろな観点からこの判断が正しかったのかをいろいろ言うことはできるけれども、それを証明するのは時間だけだ。
他の道だってあったかもしれないけれども、今回はこの道をいくことが一番いいと思ったうえなので、あとはこの道が間違っていなかったことを証明するために力を尽くしていくしかないと思う。
今回の件でいろんなことを学びました。援助する側・される側について。援助という枠組みに入ってこない対象がいかに不安であるのかを知りました。でも家族という磁場はそういうものなんだろうと思います。援助する側に乗ってこないからと言って、危険視してしまうことがあるのだと痛感します。援助ってきわめて狭い世界の話なのかもしれません。