Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

 新年度早々モチベーションが上がらない。こういう時には基本に戻って、ケースワークを丁寧に紡いでいくのが一番だ。私がいまやっている仕事はそれがすべてだから。


 職場で評価されくても、基本をしっかりこなしていれば、いつかは誰からがそれを感じて喜んだりエンパワメントされるはずだ。私のライフワークはそういう関係を世界にどれだけ生み出すことができるかどうかにかかっている。組織のなかでの評価は結果としてついてくるものだ。


 残念ながら、いまの組織では私のことを評価する軸がないのだと思う。私が実践していることが、現場の批評になってしまっているのだと思う。批評される側は不安になるのだろう。でもソーシャルワークとというのは、現状を更新してしまう力をもっているので、それは仕方のないことだと思う。


 私は置かれた状況のなかで、自分を更新していくだけだ。もう少しはいまの組織のなかでもがいてみるけれども、私にとって価値がなくなれば、私の方から捨てるまでだ。それが組織と実務者の対等な関係というものではないかと思う。


 それくらいの緊張感のなかで実践をしなければ、官僚制に飲み込まれてしまう。