Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

どこまでいけるのか

 児童虐待対応の抜本的な改革というのは、縦割りの官僚制を横に貫けるかにかかっています。これだけのたくさんのメンバーが集まって、結局はそれぞれが縦割りを強める結果になるのではないかと危惧します。

 

 要保護児童地域対策協議会だって、結局は会議をやることがアリバイになってしまっていて、関係機関が横に繋がって、力を出していくというのとはまったく違っているわけです。

 

 児童福祉司の専門性の向上が肝になりそうですが、児童福祉司一人一人が子どもと家族に分け入って、家族全体をエンパワーする力というのは、どうやったら培われるのか。

 

 トップダウンではなく、ボトムアップの議論をしなくてはいけないのだと思うけれども、ネットで集めるわけにもいかず(その分だけ反対勢力からの攻撃があります、絶対に)、どうしたらいいのかなおと思います。