施設に入所させた子どもに会いに行きました。施設の生活で子どもが安心した様子でいることを確認できるのは、ソーシャルワーカー冥利に尽きる瞬間だったりします。
しかし、それがゴールではありません。児童養護施設の入所の一つの目標は、親子との交流を活性化し、家庭復帰を果たすことにあります。特に親子が復帰を希望している場合には、そのことを意識しないといけません。入所はゴールではなく、新しい入り口なのです。
そのことを理解しているソーシャルワーカーがどれほどいるのか。施設に入所させて安心している人があまりにも多いのではないか。ソーシャルワーカーの仕事は続いていくのだと思います。