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援助方針は決まっているのに施設が見つからない。援助方針を立てるまでが現場の担当職員の仕事でそこから先は組織全体の仕事である。そういう仕事の領分が分かっていない上司は、結局は仕事を現場に残したまま自分は楽をする。だれかが楽をすれば、誰かが苦しむ。そういうことだ。
あまりにムカついたのと、ジャストタイムだったので、『0.5ミリ』を観ました。
安藤サクラが本当に素晴らしくて、彼女の存在感で引っ張る作品です。映画二本分のボリュームです。ロードムービーは長くなりがちですが、この作品も同様です。
安藤桃子はお父さんよりも映画監督としての資質は腕はあると思います。ただ映画としてのアクションが弱い気がします。俳優たちの存在感の方が勝っています。安藤サクラの大きさを活かしきれていないというのがマイナスポイントだと思います。