Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

 実質とは関係のない些末な手続き論でぐりぐり指導されてもなんにも響かないな。上司はそれを仕事だと思っているのかもしれないけど、上司が自分の不安を解消するためにぶつけているとしか思えなかった。


 上司はエラいから部下は言うことを聴くべきだという思い込みがあるのだろうと思う。役人の貧弱な組織観だと思う。あなた自身がエラいのではなくて、そのポジションがエラいだけだ。そのポジションで何をしなくてはいけないのかを考えるべきだよ。そんなことばっかりやっているから部下は育たない。


 サッカーの比喩で言えば、現場監督がイチイチフィールド内にいる選手に細かい指示を出しているようなものだ。プレイヤーは監督の顔色ばかりを見て、フィールド内で起こっていることに集中できない。

 この場合、監督とプレイヤーの仕事が違う。そこにエラさはない。エラさでプレイヤーを脅かすようなことをすれば、試合には負ける。


 マネジメントを現場の言動を管理するものだと勘違いしているのが、一番の原因だと思います。