キャスティングには成功しているとは思うけど、編集とか演出とかはどうなんだろう。ピエール瀧の怖さは素の怖さだと思う。普通が怖い訳で、ああいう怖い演出をするとちょっと違うかなと思う。リリー・フランキーとの普通のやり取りが一番怖いんじゃないかな。
この作品は90分から100分で収めるべきだと思う。記者が悪の黒さに飲み込まれていく件がもうすこしタイトにできないものだろうか。
この作品はキャスティング以上以下でもない。妙に評価する声もあるけれど、個人的にはちょっと違うんじゃないかなと思います。
盛りだくさんにしすぎていて、逆にぼんやりしてしまうような感じかな。