■
施設入所に向けたインテークケアのこだわりに直面化する。その流れ自体は間違っていないし、全く正しい。でもその流れが目の前にいるその子どもにとって適切であるかどうかを見極める現場力が必要だ。
子どもが納得していないと入所を受けないとというのも常軌を逸していると思う。これは施設側の問題であって、子どもの問題ではない。施設に喜んでいく子どもなんて誰もいない。子どもの意見表明とか権利というのはフィクションでしかなく、子どものまわりにいる大人が同じ方向を見せるしかないと思う。子どもに委ねるのは一見かっこいいけれど、大人側の責任放棄とも言える。
こんな感じだと入所しても、連携が大変そうだな。民間施設の柔軟さがまったくなくて役所みたいな感じだ。こういうのにも適切に付き合っていかなくてはいけない。