Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

年休取得。苦手な季節に入ってくるので、強制休暇。アクセルを踏みっぱなしはやっぱり辛い。


ウォン・カーウァイ最新作。ブルース・リーの師匠であるイップマンについてのドラマ。どこまでが事実で、どこまでがフィクションなのかは分からないけれど、映画としての出来は上質である。バトルシーンは『マトリックス』を彷彿とさせる。バトルシーンとトニーレオンの端正な演技が見所ではないかと思います。チャン・ツィイーとのメロドラマ部分はかなり唐突で、もう少し丁寧に見せるべきではないかと思います。


それにしてもトニーレオンの佇まいが本当にかっこいい。哀愁が滲み出ている。『非情城市』のときの聴覚障害の写真家を思い出す。

こういう濃厚な映画体験はそうそうできないわけで、劇場で浴びるように観なくてはいけないと思うのです。