Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

八王子から静岡への出張。半年間懸案だった案件がこれで一段落。時間はかかったけど、これが最も適切な対応だったと思う。

きみはいい子 (一般書)

きみはいい子 (一般書)

正直甘いかな。著者がとても優しい人だというのは文体から分かるけど、ちょっと甘過ぎ。こういう神様のような超越的な視点が困難であるということが家庭における葛藤や病だと思うから。最も息苦しいのは最終章の「うばすて山」だ。これは逃れられなさがしっかり繰り込まれている。それ以外には余裕を感じてしまう。