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おどろきの中国 (講談社現代新書)

この三人の対談なら、どんな主題でも読まなくてはいけない。日本の社会学を牽引する三人の対談がつまらないわけがない。

今回は中国をめぐる鼎談。基本的な事実を知らないことを恥じるばかりだけど、刺激的な話ばかり。

日中関係におけるゲームのボールは日本側にあって、日本がいかにボールを蹴り返すのかがテーマであることを知る。

感情的な中国脅威論は本当に非生産的だということも同時に知る。

アメリカと中国に挟まれた日本のスマートな振る舞いに可能性を感じる。

絶対に読むべき最良の新書だと思う。