Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

割り切る

休日だったが一日娘の看病。天気も不安定で雨が静まった時を見て、近所を散歩する。今回は下痢が残っている。繰り返す病気は保育園児の宿命みたいなものだ。そんなものだと割り切るしかない。

東浩紀『クォンタムファミリーズ』。一読しただけでは到底理解できない世界である。途中からいくつもの並行世界が入り交じってしまい、小説の速度に全くついていけなかった。ただ一流の思想家は一流の小説家になる可能性があることを知らしてくれる。小説の強度だけはしっかり感じることができた。この小説で設定されている30年後には、この小説の凄さが分かるのかもしれない。この世界は我々が生きている現在のあまりにも先を行っている。

クォンタム・ファミリーズ

クォンタム・ファミリーズ

アウトレイジ オフィシャルガイド (日経BPムック)

アウトレイジ オフィシャルガイド (日経BPムック)

一気読み。やはりもう一度劇場でみるべきだ。とても数学的であり、情緒に溢れている。私が北野作品に惹かれている理由は、作品から醸し出されている情緒にある。