Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

夏の終わり

映画崩壊前夜

映画崩壊前夜

 なんだかんだと言われてもやっぱり読んでしまう。一つの映画からどうしてこうも言葉が紡がれるのだろうかが不思議でならない。客観的な知識量ではなくて、一つ一つの作品が身体に焼き付けられている。そしてその瘡蓋をゆっくり剥がしていくような感じではないか。いつもそうだけどただ映画館に行きたくなる。この文体は真似をしてはいけないと思いつつも、知らず知らずのうちに侵蝕してくる。恐ろしい。

 夏の終わりは父子で区民プール。今年の夏は本当によくプールに行った。息子と本気でマリオベースボール。サヨナラ負けを喰らう。本気だっただけにかなりショック。

 娘を抱っこしながらウィニコットを読む。こんな豊かな時間はそうそうないのではないかと思う。