結果と原因の転倒
昨日の書き忘れ。昨日から渋谷にドーナツ屋が開店した。新宿あたりで流行っている奴です。物珍しさも手伝って、12個入り1800円を箱で購入。さっそく食べましたが、とにかく「甘い」。アメリカ人はこんなものばかり食べているから太るのだ!と確信をする。ただドーナツ自体はサクサクしていた悪くはない。シンプルなものがいいのかもしれない。コーヒーも飲めるらしい。そして何よりも目立ったのは、朝7時から開店していること。朝からあんな甘いドーナツを食べる日本人はいるのか。
柄谷行人『マルクス、その可能性の中心」を読み直し。認識がぐるっと変わった本。原因だと思っていることが、実は結果なんだということを教えてくれた。自分という意識もそうだし、貨幣もそうだ。なんでも自分が原因だと考えがちだけれど、自分はあらゆる諸力の結果でしかない。そう考えたときに既存の心理学は何をなしうるのか。
- 作者: 柄谷行人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1990/07/05
- メディア: 文庫
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父の日。二人の父へ贈り物。私にはなにもない。