Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

結果と原因の転倒

 昨日の書き忘れ。昨日から渋谷にドーナツ屋が開店した。新宿あたりで流行っている奴です。物珍しさも手伝って、12個入り1800円を箱で購入。さっそく食べましたが、とにかく「甘い」。アメリカ人はこんなものばかり食べているから太るのだ!と確信をする。ただドーナツ自体はサクサクしていた悪くはない。シンプルなものがいいのかもしれない。コーヒーも飲めるらしい。そして何よりも目立ったのは、朝7時から開店していること。朝からあんな甘いドーナツを食べる日本人はいるのか。

 柄谷行人マルクス、その可能性の中心」を読み直し。認識がぐるっと変わった本。原因だと思っていることが、実は結果なんだということを教えてくれた。自分という意識もそうだし、貨幣もそうだ。なんでも自分が原因だと考えがちだけれど、自分はあらゆる諸力の結果でしかない。そう考えたときに既存の心理学は何をなしうるのか。

マルクスその可能性の中心 (講談社学術文庫)

マルクスその可能性の中心 (講談社学術文庫)

 父の日。二人の父へ贈り物。私にはなにもない。