Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

異種格闘技戦

 朝から仕事でお掃除。人様の自宅のお片づけ。話し合いはいいけれども、身体を動かすのはもっといい。陽だまりのなかで屋上掃除。これで何が変わるわけでないけれども、何かのきっかけになるかもしれない。砂漠に水を撒くような働きかけを持続することが大切なのだ。

 昼弁護士との打ち合わせ。弁護士の論理というのはとても勉強になる。現実があまりにも割り切れなさすぎるので。

 夕方は出張研修。名物係長の最終講義。よくもわるくもこの人のキャラ。属人的なところから抜け出ないと未来はないと確信する。自分たちのやっていることをきちんと対象化することが必要なんだと思います。反面教師として受け止めることにする。

 夜はとある財団へ。ボランティアでヒアリングを受ける。まったく畑の違う人に自分たちのやっていることを説明するのがこんなに大変なのかと痛感する。まさにタイトルにあるような状態。しっかりと言葉にしてみるものの、まったく反響が感じられない。いわゆる民間の凄みにあてられる。その後に会食。さらに世界の違いを感じる。自分の世界がいかに狭いのか。そして、自分のやっていることがいかに他者の視点で見られる機会が少ないのかということを感じる。

 大変おしいく、勉強になりました。

 このあとにレイトショーに行く予定でしたが、時間が押してしまって、キャンセル。明日に順延。