Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

闇の深さ

 面接。言葉でのやりとりはしっかりできるけれども、情緒面に深い闇を感じる。この主観的な世界に手を入れない限りは先に進めないという印象を受ける。いまちょうどメラニークラインとウィニコットの評伝を読んでいるが、メラニークラインはこんな感じの人物だったのではないかと思う。一見普通でもこの闇の深さに圧倒される。

 当然まだまだそこに触れることはできない。そこにうまく触れるだけで何かが変わるはず。癒しなどとは全く違う次元で信頼関係が生まれるといいと思う。そういうメッセージだけは伝える。

 上記の面接につき別の研修をキャンセル。ずっと会いたかった人物の講演はほとんど聞けず。初版本にサインをしてもらうはずだったのに。全然根拠はないけれども、この人とはまたどこかで出会うような気がする。

 家族の力ってすごいって、しみじみ感じさせる。よくもわるくも。