Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

ジョン・フォード

eureka742008-01-18

 午前中で仕事を切り上げる。池袋新文芸座ジョン・フォード2本立て。『若き日のリンカーン』『周遊する蒸気船』。ともに1930年代の作品。なんと魅力的な作品なんだろうと思う。特に後者にすっかりひきつけられる。この躍動感とショットの素晴らしさにただ見惚れる。70年も前の作品であるけれども「不朽」という言葉がぴったりくる。古典というラベルには収まらない素晴らしさ。『サッド・ヴァケイション』のサウンドで使用されるハープはここからの引用に違いないと思う。

 夜は読書会。2ヶ月ぶり。参加者全員のなかの何かが確実に揺さぶられるという空間はそんなにない。これが一つの潜在空間となっているのだろうと思う。本当にかけがいのない空間。仕事よりも大切するべきだと確信する。