Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

教育への意志

 午前中からひたすらパソコンの画面を見つめて、調査を行なう。時間が限られており、同僚にお願いしながら取り組んでいる状態。今週までに基礎データを固める必要あり。

 午後は関係機関の会議。日常的には顔を合わせることが少ない人々の集まり。緊張感が高くてスリリング。個人の主張を爆発させる人がいたりとか、お役人的な発言があったりと興味深い場になっていた。他人に期待するのは簡単なんですけどね。自分たちがまずは首を差し出して相手のことを想うことがやっぱり大切なんだろうと思います。

 朝の出勤中に、人を「教育」しようとする意思は暴力であるというテーゼがふと思いつき、ずっと考えていた。人を「教育」する前に自分がやってみせること。相手が教育されてもいいと思えるような振る舞いをすることがなによりも不可欠なのだ。教育もまた逆説に溢れている。