Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

サッドヴァケイションその3

eureka742007-10-19

 午前中は仕事。事務仕事を淡々と。暇な時間は読書に。 
 『スクールソーシャルワークの可能性』を読了。個人ではなく組織としてまとめられた本としては評価できる。でもあんまり可能性は感じない。教育行政のなかで定着するにはあと50年くらいはかかると思う。ソーシャルワークはワーカーに「なる」ことが大切なのではなく「する」ものだとつくづく思う。そのなかでも野田正人論文は押さえた論調でとてもよい。唯一考えさせる内容になっている。あとは業績稼ぎというにおいがする。そういうものからは遠く離れるべきだ。

 午後は休暇。『サッドヴァケイション』3回目。最終日。入りは寂しい。何回観ても梢・茂雄・秋彦の再会シーンは泣ける。茂雄のセリフが笑えるし泣けるという不思議な音色である。次はDVDである。

 息子の予防接種。日本脳炎。これで幼児でやるべき接種はすべて終了。雨が本降りになる前に帰宅。

 悲しいニュース。http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007101900009&genre=C1&area=K20

 所長のコメントが最悪。虐待でなかったら死んでもいいんだろうかと思う。もっともっとやれることはあったはず。虐待ではないけれども虐待的相談についてどう対応すべきかが、次の課題だと思う。そういうことをちゃんと発信すべき時期が迫っているのかもしれない。