世界を創る
腰も限界に来ていたことから有給休暇。
朝一番でソフト整体。実感からすると何がいいのかさっぱり分からないけれども、とにかく腰は楽になった。どういう原理なのかがいつも不思議である。
『大日本人』と『監督・ばんざい』をはしごする。この二本は同じ日に観なくてはいけないような気がしていました。どちらもテレビの枠を大きく超えた独自の世界を創っている。
『大日本人』については次の作品を見てみたいと正直に思ったし、『監督・ばんざい』については、こんな作品を同時代に劇場で観ることのできる幸せを感じずにはいられません。ともによかったとか悪かったという評価を超えた次元で勝負しようとしているところが素敵です。
加えて社会性を強く帯びているという点においては共通しているかもしれません。これまでテレビでこの二人を支持してきた人は、無条件に彼らの映画を擁護すべきなんじゃないでしょうか。なぜ彼らがこのような映画を作っているのかを受け手は真剣に考えていいはずです。そこがただ消費されてしまうテレビとの差なのだと思います。つまるとかつまらないという次元ではないことをやっぱり押さえておきたいと思います。
カンヌ上映の3分の短編もとてもいい。キッズリターンが観たくなった。あの音楽が不滅だと思う。
浴びるように観たために思考が拡散している。もう少ししたら何かがまとまるかもしれない。