Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

アディクション

 自覚はしているのですが、私はドラクエアディクションだと思います。母子がやっているのを見ていて興奮して思わずモンスー作りを開始しています。理性では押さえることのできない不思議な気持ちです。今回はストーリーではなくて、ひたすらキャラクターに萌えています。

 家族三人で自宅にこもり、ゲーム三昧。息子には早めにはまって、早めに卒業してほしいというのが我が家の方針。

 夕方はボランティアレクチャー。こういう機会がもらえるだけありがたいと思うべき。しゃべってみないと自分の認識の荒さって見えてこないものです。いい勉強の機会をもらっている。

 『希望格差社会』文庫を読了。1つの社会分析としては許せるけど、全然魂が揺れない。著者は格差の勝ち組にいて、負け組みに慰みをかけているようなにおいがぷんぷんする。それを社会構造のせいにしているけれども、行間から優越感が滲みでていて不快感を覚える。虐待についてのくだりはいい加減だし、社会を揺さぶることのない、安全な知ではないかと思う。
 でも今の流行だから一応は知っておかないといけない。こんなのはすぐに廃れるに決まっている。流行とは無縁の生きる知に出会いたいと思った。しかし、こういう学者が世間では必要なんだろうと思います。そんな世間に適応はしないと心に強く刻むのでした。